英語のお礼の言い方 パート2

  

くだけたお礼

これまでの英語のお礼は相当に丁寧です。次は、もう少しくだけたお礼を見てみましょう。


Thanks + for + 対象
Thanks for the roses.

直接的なお礼だけは「thanks」という単語を使います。つまり、お礼したい人が目の前にいない場合、このお礼は使えません。「thank」と違って、人称代名詞は使いません。この言い方では、「thank」に「s」を付けないといけません。それを忘れると、ネイティブは、凄い違和感を感じます。

「appreciate」と「grateful」を使うお礼

「thank you」と違って、「appreciate」や「grateful」を使う時には、「I」をよく使います。「thank you」はプレゼント、物など具体的な物に対してよく使う一方で、「appreciate」と「grateful」は多くの場合、もっと抽象的な対象に対して使います。例えば、「appreciate」と「grateful」の後ろには、「your help」や「your work」などの語句をよく見かけます。「appreciate」は動詞で、前置詞なしで使います。「grateful」は形容詞です。be動詞、前置詞の「for」と一緒に使います。

代名詞appreciate対象
I appreciate your help.
I really appreciate how much you have helped me recently.

代名詞be動詞gratefulfor対象
I am extremely grateful for all that you have done for me this year.

通常、「appreciate」をお礼として使う時には、現在時制を使います。過去の出来事に感謝している時にも、現在時制を通常使います。でも、「last time」や「last night」などの過去の時間を特定する言葉を使う時には、過去時制も使えます。

I really appreciated your help last night.
I really appreciated how much you did for me last year.

最後に、「appreciate」は受動態としても使えます。受動態の場合、過去形と現在形の両方が使えます。

対象 +  is  +  副詞 appreciated
Your kindness is very much appreciated.
Your cooking was much appreciated.

心がこもったお礼

上のお礼は通常の状況では、十分だと思いますが、もっと感謝の気持ちを表したい時には、やはりこの言い回しでは不十分ですね。上に説明した「such」の表現で、もっと上手に自分の気持ちを表せます。

Thank you for such a stellar presentation.
Thank you so much for such a memorable evening.

他の副詞もよく使います。

Thank + 代名詞・名詞 + 副詞 + for対象
Thank you very much for the roses.
Thank you ever so much for the roses.
Thanks awfully for the roses.
「awfully」はイギリス英語のスラングで、この場合の意味は「very」です。通常の英語では、「awful」の意味は「ひどい」ですから、この使い方はとても面白いと思います。「terribly」という副詞も同様に使えます。
Thanks a lot for the roses.
Thanks a million for the roses.
Thanks a bunch for the roses.

上の三つの例文は「a」と名詞を組み合わせて、副詞として使われています。「a lot」
は通常の英語で、「a million」と「a bunch」はおおげさで面白い表現です。これらの表現は「人称代名詞」と一緒に使えません。これは大事なポイントですね。つまり、「Thank you a bunch for the roses.」は言えません。理由は特にないと思いますが、ただネイティブにとっては「thank you a lot」には変な響きがあります。

クリエイティブなお礼

それでは、より楽しい、よりクリエイティブな英語のお礼の仕方を紹介します。 英語では、一般的なお礼よりも、個性的で、創造的なお礼のほうがより丁寧で、より相手を喜ばせます。そこで、上手に誰かにお礼を言いたい時には、自分なりのお礼を言ったほうがいいと思います。

多くのネイティブは、して頂いたことや頂いた物をすごく褒めます。ネイティブはよく自分の気持ちを細かく説明して、どれぐらい感動したのかを表します。こういう風にして親切な行為や贈り物を褒めると、他のお礼の言葉は必要ないです。自分で褒める文章を作るために、例文をいくつか書いてみます。

You have no idea how much this means to me.
これがどれぐらい大事な物なのか伝えられません。
I was really blown away by the gift that you bought me.
あなたから頂いたプレゼントで、私は本当に吹き飛ばされそうでした!
I had an amazing evening last night. You’re the best!
昨夜は本当に最高な夜だった。君も最高だよ!
Your friendship means the world to me. Thank you so much.
あなたの友情は本当に大切だよ。どうもありがとう。
Words cannot convey my gratitude.
言葉だけでは私の感謝の気持ちを表すことが出来ません。
Your generosity is simply overwhelming.
君は本当に気前がよい。びっくりした。
Honestly, I am forever in your debt.
一生恩に着ます。

Wolfgang Puck could not have done a better job himself.
パック・ワーフルガングでも、もっと上手な料理は出来なかっただろうね。

ちなみに、恐縮して英語のお礼を言う時には、以下の表現をよく使います。

You shouldn’t have.
こんなことしてくれなくてもよかったのに。
I am much obliged.
本当に恐縮です。


英語のお礼の言い方 パート 1

著者のLukeについてのページはこちらです。 著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』、『この英語、どう違う?』、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』(13万部突破!)があります。

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Lukeについて

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。僕はアメリカとイギリスのハーフで、現在東京で翻訳の仕事をしています。生まれてから13年間をイギリスで過ごし、アメリカに越して11年間生活をした後日本に来ました。イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。日本人の人柄と和食、そして日本語が好きなのでまだまだ日本にいるつもりです!皆さんこれからもよろしくお願いします。 新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

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