「worth it」の意味と使い方

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

「worth it」は「それだけの価値がある」という意味になります。たとえば、とても価値があることをした時に、

That was really worth it.
それは本当に価値があった。

と言えます。

これからすることについて話す時「will be worth it」を使います。友達などを説得させようとする時にこのフレーズは役に立ちます。

It’ll be worth it.
やるだけの価値はあるよ。

1 個のコメント

  • Lukeさん、こんにちは。ひさしぶりにお邪魔しています(文法が未熟だったころは、ずいぶんたくさん読ませていただきました)。

    今回の記事にあるworth itのitは、厳密にいえばitselfとなるべきものでしょうか?

    それ(これからやること/もうやったこと)には「それ自体」の(高い)価値がある(あった)

    ならばworth itselfの方が正確であるように感じます。もし”It will be worth itself.”といったら
    「ダメ」「変だけど通じる」「ネイティブは絶対に使わないけど、実はそれほど問題ない」
    のうち、どのくらいでしょうか?

    あと話は少し変わりますが、
    It is worth looking at one or two aspects of the way a mother behaves towards her body.
    という文が、文章全体の冒頭にありました。この文のitは何なのでしょうか?
    一番最初の文ですから、指示語ではない・・・はずです。

    AIに質問したら

    In the context of the sentence you’ve provided, the word “it” is a pronoun that refers to the general idea or subject of the paragraph that follows. The sentence is setting up the topic of discussion for the upcoming paragraph, which will focus on examining one or two aspects of the way a mother behaves towards her body. So, “it” in this case refers to the topic or subject being introduced.

    という答えが返ってきました。トピックあるいは主題を指し示す指示語…納得いくようないかないような感じだったので、
    Lukeさんに聞いてみたいと思った次第です。

    ご多忙のところ恐縮ですが、お答えいただけたら嬉しいです。

    長くなりましたが、これからもお体に気を付けて、健やかにお過ごしくださいませ。
    Lukeさんの優しくわかりやすい日本語をつかった英語の解説を待っている読者が日本にはいっぱいいます!

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。