people-personsの違い

  

Persons か people? Peoples か persons? この問題については、思い違いをしている人が多いと思います。

基本的なルールは、「people」が複数形で、「person」が単数形です。この簡単なルールを身につけると、大体問題なく使えます。

実際、僕の意見では日本人は「persons」という言葉を使いすぎると思います。 イギリスとアメリカでは、「persons」がわりと珍しい言葉です。話している時には、「persons」を全く使わないネイティブが多いと思います。

しかし、科学的な論文やニュースの情報などのフォーマルな英語では、「persons」が出てきます。この場合は、人の数を知っている時に、「people」ではなくて、[persons]を使います。

例えば、

six people ではなくて、six persons

8 people ではなくて 8 persons

many people (このまま) many people

でも、このルールを無視しているネイティブが多いと思います。昔の英語では、「persons」がきちんと使われたけど、今は「persons」が硬い印象を与えます。 ですので、お医者さんや科学者のかた以外の日本人も、普通のネイティブのように「persons」を使わないほうがいいと思います。

ちなみに、「4-person car」というような英語を聞いたことがありますか? この場合「4-person」は形容詞で使われているので「person」の後に「s」を付けません。

次は、[peoples]という言葉です。「People」には2つの意味があります。 1.人々 2.民族や国民。 でも、「peoples」の意味は「人々」ではなくて、「複数の民族や国民」です。

例えば。。

The people of ancient Britain built stone circles.
古代イギリスの民族がストーン・サークルを作りました。

The peoples of ancient Europe built stone circles.
色んなヨーロッパの民族がストーン・サークルを作りました。

ちなみに「The people」という「我々人民」の意味がある政治的な英語を言いたい時は、必ず「the」を「people」の前に置きます。

最後に、“I am a people person.” という表現をたまに聞きます。 これが初耳である人にとっては困惑するかもしれないけど、意味は「人付き合いのよい人」です。


記事の著者:ルーク

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。僕はアメリカとイギリスのハーフで、現在東京で翻訳の仕事をしています。生まれてから13年間をイギリスで過ごし、アメリカに越して11年間生活をした後日本に来ました。イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。日本人の人柄と和食、そして日本語が好きなのでまだまだ日本にいるつもりです! 著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。皆さん、これからもよろしくお願いします。 新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

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コメント

  • akiko says:

    論理的、かつとてもわかりやすい説明で、いつも楽しく読ませて貰っています。とても勉強になります。ありがとうございます!

  • あんみつ says:

    12月、英語 with Lukeの新しい本を
    購入したくなりましたのでamazonから購入しました。
    読んでいて嬉しくなりました、有難う御座います。

  • Anonymous says:

    とても分かりやすかったです

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